院内委員会組織
院内委員会構成
委員会名 | 委員会名 | ||
---|---|---|---|
1 | 医療安全対策委員会 | 13 | 業務改善クリニカルパス委員会 |
2 | 院内感染対策委員会 | 14 | NST(栄養サポートチーム) |
3 | 褥瘡予防対策委員会 | 15 | ER(救急救命)運営委員会 |
4 | 輸血療法委員会 | 16 | 図書委員会 |
5 | 検査適正委員会 | 17 | 廃棄物処理委員会 |
6 | 薬事委員会 | 18 | 診療材料委員会 |
7 | 教育委員会 | 19 | 環境保全実行委員会 |
8 | 衛生委員会 | 20 | 医療情報管理委員会 |
9 | 栄養管理委員会 | 21 | 緩和ケア委員会 |
10 | 患者サービス改善委員会 | 22 | 手術室運営委員会 |
11 | 医療ガス安全管理委員会 | 23 | 医療機器管理委員会 |
12 | 広報委員会 |
院内における医療事故を防止し、安全かつ適切な医療の提供体制を確立するために、インシデント・アクシデント報告の分析や対策、フィードバック活動を通して医療チーム全体で安全な医療対策に取り組んでいます。
委員会では、それぞれの医療従事者の個人レベルでの事故防止対策と、病院全体の組織的な事故防止対策の二つの対策を推し進めることによって、医療事故を無くし、患者さまが安心して安全な医療を受けられる環境を整えることを目標としています。
院内感染とは、患者さま・ご家族・職員その他の病院に出入りする人たちが、院内において罹患した感染症です。院内感染には院内伝播によって広がる感染症と、院内において内因性に保菌していた微生物により発症した感染症があります。また、感染対策(感染制御)には感染症の発生を未然に予防することと、発生した感染症を制圧することがあげられます。
感染予防で最も重要なことは「手洗い」です。委員会では、毎年全職員を対象に正しい手洗いの研修会を実施しているほか、感染症及び対策上の問題点に関することや、感染拡大対策の検討、各職種の教育促進のための検討等を行っています。
活動性が低下したり、安静状態が長く続いたりすると、圧迫を受けるお尻やかかとの皮膚に褥瘡(じょくそう=床ずれ、皮膚の潰瘍)ができやすくなります。褥瘡は悪化すると治りにくいため、委員会では、予防・早期発見に努め、適切な褥瘡管理対策によって改善・治癒を目指しています。
輸血療法の基本的な考え方、輸血を実施する際の院内の体制のあり方と実施方法、自己血輸血のあり方など、輸血療法を適切に行うために、以下について審議しています。
臨床検査の管理・運営等の適正化を図るとともに、重要事項を審議し、管理運営に万全を期するため、院内各部局と連携を密にすることを目的としています。
主に新規採用希望薬剤、不変動薬剤の比較・検討・評価を行い、採否、削除、保留などを審議しています。
医療チームの一員としての教育の充実を図り、患者さまの権利と尊厳を大切にし、安全に、責任をもって、急性期医療と地域医療を提供できる人材育成を目的としています。
院内における労働災害防止や健康管理の方向を定め、その推進を図ることを目的としています。職員の健康保持や職場環境の整備を行い、医療事故の防止に努めています。
食事も治療の一環として、患者さまの栄養管理の改善、向上、安全性の確保並びに効率的な運用等について検討することを目的としています。
委員会では、業務遂行方法等の工夫や改善、患者さまの嗜好調査や残食調査等を通して栄養管理の活動を推進しています。
患者さまに提供する各種サービスの評価を行い、その改善と向上を図ることを目的としています。
患者さま満足度調査や外来待ち時間調査の実施、苦情やご意見に対する問題点の整理を行い、研修を通して業務の改善や接遇の向上に努めています。
医療ガス(診療を主たる目的として供する酸素、各種麻酔ガス、吸引、医用圧縮空気、窒素等)設備の安全管理を図り、患者さまの安全を確保することを目的として、院内各部署に医療ガスに関する知識等の普及・啓発に努めています。
当院の広報活動を積極的に展開することを目的としています。
広報誌の発行やホームページの管理運営により病院事業・活動内容等を紹介し、住民の健康に対する意識の向上を図っています。
院内における各部署間の横断的な業務の改善、及び合理化を図ることを目的として、クリニカルパス(入院中に行われる検査・処置・治療・指導・看護・食事などを入院から退院までの時間順にまとめた表。診療計画表。)の作成を実践し、チーム医療の中で個別性のある最良のケアを目指すとともに、リスク管理、患者さま満足度の向上を図っています。
栄養障害、あるいは栄養障害をきたす可能性が高い症例に対し、適切な栄養療法を提供することを目的として、病棟での栄養管理の向上のほか、摂食機能や口腔ケア等についても評価・検討・提案を行っています。
志賀町における救急医療がより適正に推進され、医療の質の向上が図られることを目的としています。
搬送された救急患者さまのデータの管理・分析及び検討を行うことにより、救急医療の質の向上を図り、日々の救急医療の中で常に研鑽し、他のスタッフへの指導も行っています。
診療の質の向上のために各種医学情報を提供すること目的として、図書室を中心とした図書購入並びに医学情報管理を円滑に遂行し、より充実した利用者サービスを提供できるよう検討しています。
院内で発生する多さまな廃棄物の適正処理に対処することを目的としています。
感染性廃棄物や産業廃棄物の分別・梱包等の適切処理や、個人情報の記載された書類等の管理・廃棄の徹底が図られるよう努めています。
院内で使用する診療材料の標準化を図ることにより、診療材料の適正使用の確保及び効率的な病院運営を推進することを目的としています。
院内における患者さまやご家族の皆さまに快適な環境を提供するため、その改善を図ることを目的としています。
住民の皆さまのご厚意による各種作品の展示を通した癒しの空間づくりや、周辺の除草作業等を通して、明るい病院づくりを目指しています。
院内の診療情報やコンピュータシステムに関することを全般に、管理運営に関して協議・検討し、効率的・合理的な展開を目指すことを目的としています。
院内のシステム保守管理や各種診療情報の把握と管理、電子カルテの運用の検討など業務の効率化を図っています。
悪性腫瘍または後天性免疫不全症等の患者さまの疼痛・倦怠感・呼吸困難等の身体的症状、または不安・抑うつ等の精神症状の患者さまおよびご家族さまに対して、心に寄り添う緩和ケアの提供・充実を図ることを目的としています。
緩和ケアを必要とする患者さまへの適切なケアを提供するため、様々な情報収集やスタッフへの指導助言、チーム内でのカンファレンスを通して、より良いケアを目指しています。
※【緩和ケアとは】
生命を脅かす疾患による問題に直面している患者さまとそのご家族に対して、疾患の早期より、痛みや身体的問題、心理社会的問題等に対し、きちんとした評価を行い、それが障害とならないように予防や対処をすることで、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質、生命の質)を改善するためのお手伝いをしています。
手術室の効果的かつ安全な運営を目的として、手術統計などの情報処理に関することや、機器機材の管理、安全な手術環境の構築等について審議しています。
院内で使用している各種診療用医療機器(手術、治療、検査等ME機器)について、常時安定度を保ち、かつ、正常に機能すべく管理、点検を行い、患者さまに安全な医療を提供することを目的としています。
医療機器メーカーによる点検や機器の速やかな修理、マニュアルに沿った適正な使用がなされているか随時確認し、点検指導を行っています。