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堀松の綱引祭り
堀松の綱引祭り
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地元の青年団が勧進元となり近郷から多くの人が集まる
神輿のように担ぎ出された綱を一斉に伸ばし、綱引きが始まる
余興角力の大関に御幣が授与され、担ぎ運ばれる
浜方、山方どちらが勝ってもよしの豊漁・豊作を願う祭り
毎年7月に堀松の住吉神社にて行われる綱引祭。
昭和48年1月に志賀町の無形民俗文化財に指定されています。
堀松地区の青年団が勧進元となり、近隣の人々が浜方と山方に分かれ、綱を引き合います。
浜方が勝てば豊漁となり、山方が勝てば豊作となると云われています。
綱は巻かれた状態で神輿のように担がれて神社から通りに運ばれます。
綱の両端を地元青年団が合図とともに引っ張り伸ばして綱引きが始まります。
青年団は中立の立場で一人は御幣竹、一人は髙張提灯を持ち、ドンべと呼ばれる中心の印の動きを監視してどちらが勝ったかを判定します。
綱の長さは約70メートルで直径は15センチ。シメ縄と同じく左縄に編まれます。
竹の芯を入れるなどすぐれた綱作りの技術が伝承されていて、民俗学上重要として文化財指定されました。
綱は毎年新調されます。
余興角力も行われ、大関には竹の御幣が授与されます。土俵の周りの綱は前年に使われた綱を使用します。
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